教育内容 Contents of Education

なぜ今、グリーン・ヒルズで学ぶのか

多種多様な野鳥をはじめとする動植物が生きる妙高戸隠連山国立公園の中にグリーン・ヒルズ小/中学校があります。

校舎の外を一周するだけで、足元から頭上まで大自然の息遣いを感じることのできる恵まれた環境を享受し、子どもたちの育ちを支える教育がここにあります。

自然は、私たちを癒す場であると同時に、時に牙をむく一面があることも教えてくれる大切な学びの場です。

グリーン・ヒルズは、大自然への畏敬の念を持ち、そこに生きる自分という存在に向き合い、近い将来に子どもたちが歩みだす社会や世界へのつながりを思考するための最適な学習プログラムを展開しています。

グリーン・ヒルズを選ぶ3つの理由

1.    ICT・AI時代に、人としての根幹を担う 五感を研ぎ澄ます最適な教育環境

子どもたちが、国立公園の自然環境が織りなす春夏秋冬の変化を「視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚」で敏感に捉え、日々の感動や気づきから探究の種を拾い出し、育てていく学びのデザインが描ける場です。

2.子どもたちの構想力と判断力を育む少人数編成の探究プログラム

定員10名の少人数学級だからこそ、教師は子どもたち一人ひとりと丁寧に対話し、子どもたちの豊かな発想が個性的なプロジェクトとして展開できるよう支援していきます。上級学年からの宿泊旅行も、子どもたち自身で過程と実践を創り上げる重要なプログラムのひとつです。

3.平和を希求する国際バカロレアの理念に支えられた構造的なカリキュラム

異なる意見や文化をもつもの同士が認め合い、対話し、共に課題解決に向かう力を培うことを目指した、国際的なカリキュラムを実施します。やがて社会で必要となる力(態度・知識・スキル・行動・概念)を育む学びを子どもたちの発達や成長に応じて展開していきます。

グリーン・ヒルズが展開する課題解決型3つの学習プログラム

地球環境や世界情勢の目まぐるしい変化に直面する不確定な時代に生きる子どもたちに必要な力は、異なる価値観や考え方を認めながら、自分の考えを根拠をもって伝えようと努力する「強さと柔軟性」です。

その力を培うために、グリーン・ヒルズではホンモノと向き合う実践活動を重視した課題解決型の3つの学習プログラムを実施しています。


1 五感を育くむ学びのデザイン 感動から生まれる、探究の種探し

探究プログラムでは、子どもたちの「探究の種探しの現場・教材」として学校周囲の自然を最大限に活用しています。


例えば、私たちのりんご園に行くと、「風の音が体をさむくするように聞こえた(聴覚)」「カエルがバッタみたいに飛んでいた(視覚)」「木には何もさいてなく、さわるとつめたい感じがした(触覚)」「どろが、くさかった(嗅覚)」「なのはながだいこんの味(味覚)」など、五感を通して観察することで、様々な要素が集まりりんご園が存在していることに気がつきます。


そこで生まれた疑問を自分の問いとして立てていく思考過程を学びます。

2 国際バカロレア 探究プログラム 世界が認める上質の概念型探究プログラム


グリーン・ヒルズは、2024年1月に、国際バカロレア機構(本部スイス・ジュネーブ)から、国際バカロレア(IB)のプライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)認定校としてIB World Schoolの一員になりました。

2024年8月現在、長野県では唯一、日本語で概念型探究プログラムを学ぶことのできる小学校です。


このプログラムでは、世界の子どもたちが共通で学ぶ6つの探究テーマに1年をかけて挑みます。各テーマの学習の過程では、こどもたちが得た知識を一般化し応用するための「概念化」を大切にしているために、幅広い見地から探究を進める力を培う素地づくりとなります。

Green Hills POI検討表(教科の探究への落とし込み表) - POIユニット順(CI,LOI,KC) .pdf

3 実践型の野外活動プログラム 体力を養い、リスクに対応できる学び


自然豊かな国立公園のフィールドで展開する野外活動で育つ実践力と応用力は、大人になっても自分を肯定的にとらえることのできる自信と信念を支える力となります。

一例として次のような野外活動プログラムを実施いたします。

 

 春 ■ ビオトープの生物、校庭の植物観察・戸隠高原の野鳥観察

 夏 ■ 浅川を辿る河川学習・野尻湖遊泳

 秋 ■ 山登り・落ち葉を使った調理

 冬 ■ クロスカントリー飯縄山山麓スキー教室



年間の行事予定

○今年度の主な年間行事

  4月:入学を祝う会、クラブ活動体験会

  5月:学級懇談会週間

  6月:河川学習(鉄鋼泉めぐり)、Open School

  7月:河川学習(浅川)、資源回収活動、夏休み

  8月:野尻湖遊泳

  9月:Open School、前期終わりの会

10月:後期始めの会、学園20周年行事

11月:三者面談

12月:2024年終わりの会、冬休み

  1月:スキー教室(アルペンスキー)、エキシビション/学習発表会

  2月:スキー教室(クロスカントリースキー)

  3月:卒業を祝う会

通年:CAT(Creative Action Time/自治活動)

クラブ活動

クラブ活動 Challenge Thursdays!

毎週木曜日午後はクラブ活動の時間。生徒が自分で選んだクラブで知識・技術の幅を広げています。

校長あいさつ

五感を研ぎ澄ましながら、世界レベルの概念型探究を学ぶ

Learn world-class inquiry program with five senses at Green Hills School

グリーン・ヒルズ小中学校は、国立公園の自然環境豊かな立地と専門家ネットワークを活かした探究学習を展開する「オルタナティブスクール」の先駆けとして17年の実績を誇る学校です。

2005年の開校以来、学び舎周辺の自然をフィールドとした体験・実践を重視する探究型のプロジェクト学習をカリキュラムに取り入れ、不確実な時代を生きる自律した子どもたちの教育にまい進しています。

本校が開校以来主眼においていた体験・実践を重視したプロジェクト学習をさらに発展・深化するために、2021年より世界に広がる「国際バカロレア(International Baccalaureate/IB)」プログラムの導入に挑み、2024年1月に、国際バカロレア機構(本部スイス・ジュネーブ)より、IB-PYP校として認定されました。

都会とは異なる自然環境を最大限に生かした「五感を育む学びのデザイン」を新たにプログラム化、多様な野外活動を通して、こどもたちが自らの感覚で得た感動から探究の種へとつなげる面白さを知る道筋を描いていくのがグリーン・ヒルズです。リアルな教材を目の前に「考えることを楽しむこども」となり、教科横断型の基礎学力と応用力を体得していく姿もそこにあります。

昨今の世界情勢や地球環境の目まぐるしい変化の中、異なる価値観の中に共生を見出す素地力を養い、不確実な時代に生きる強さと柔軟性をもった子どもたちの育成へとさらなるステージに進みます。

大自然の中で五感を研ぎ澄ましながら、自ら問いをたてた「なぜ?」を探究していく子どもたちの学びの姿をぜひご覧ください。

学校長:市川 博美